未病について!

「未病」は、もともと中国の医学の概念で書き下すと「未ダ病ニアラズ」と読みます。病気ではないが、未だとはこれから病気になる可能性があることを示しています。従って、未病とは「検査値に異常がないが異常に近い状態または自覚症状はないが軽い不定愁訴がある心身の状態」と考える。

検査値が異常値又ははっきりと自覚症状がある場合は病気(疾病)が発症していると考える。
健康から未病から病気と心身の状態が変化して行くが、その未病は厳格に区別できるものではないが、人が疾病の予防をするときの指標として数値に表す必要はあるであろう。

厚生労働省は、一般介護予防事業等の推進方策に関する検討会において「未病指針について」と題して公表をしている。

未病指標について 厚生労働省 pdf
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認知症の未病(発症予防)については、色々な情報があるが、これはという確かなエビデンスに基づく情報はない。しかし、予防効果がありそうなことを励行することは重要かもしれない。健康を害したりすることでなければ認知症の予防に効果があるといわれるものを励行することも大切かもしれない。

 

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